加藤大臣 閣議後会見(令和2年3月13日)での発言(令和2年3月13日)
加藤大臣 閣議後会見(令和2年3月 13 日)での発言
今般の小学校の臨時休業に当たり、保育所については、家に1人でいることができない小さなお子さんが利用していることから、原則として引き続き開所をお願いしているところです。開所のためにいろいろ御尽力いただいている保育園はじめ関係者の方々に、改めて感謝を申し上げます。厚生労働省としても、保育所における感染拡大を防止するため、マスクや消毒薬等の購入にかかる費用を助成するなどの支援を行っております。
一方、現場の現状について、保育団体等から、小学校等の休校のため保育士の方等が休まざるを得ず、人員が不足している保育所があるという話を聞いております。
このような場合に、市町村の要請に基づき、小学校等の一斉休校に伴ってご自宅におられる保護者の方などについて、保育所から園児の登園を自粛するようお願いしている事例があると承知しています。
保護者の皆さまにおかれては、市町村や保育所からこのようなお願いがあった場合で可能な時には、保育所が適切な保育の提供を継続するために、ご協力をいただきますよう、お願いいたします。
また、その際の保育料ですが、弾力的に軽減することについては、内閣府において対応いただいていると承知しています。
加藤厚生労働大臣から小学校等の休校に伴う保育所への登園自粛について、保護者に向けた協力依頼が行われましたね。
これは保育所経営者としてはやりやすくなったと言えると思います。一方で、保育所が保育を必要とする子どもに適切な保育を提供する児童福祉施設であることを考えると、一律に登園自粛を求めることは違うと思っています。
子どもたちの最善の利益のために何をなすべきか、保育所経営者としては頭を使わなければいけないでしょうし、職員数が少なくても何とか受け入れろという事務連絡を作成した官僚と厚生労働大臣との考えは乖離があるといえるでしょう。
私個人としては厚生労働大臣の方を指示したいと思います。全てを支持するわけではなりませんが。

元コンサルティングファームでIT、ビジネス、内部統制、監査支援コンサルタントとして働き、今は保育園で園長業務を行う。
今をよりよく生きる大人がたくさんいる世界にしたいと思っています。そのために良い保育が出来る保育園を作りたいと思っています。