新潟県私立保育園・認定こども園連盟が2019年
「1歳児の保育士配置の検討: 3対1と6対1の比較 」という面白い研究を紹介してもらいましたので、こちらでも拡散したいと思います。
新潟県私立保育園・認定こども園連盟
詳細はリンク先を確認してもらえればと思いますが、3対1と6対1の場合で、保育士が語りかける語数に違いがなかったということがとても面白く感じました。つまり、3対1と6対1ではデータで見ても関わりの深さが倍になっているということでした。
気になったのは、一人あたりの保育士数が多くなりすぎると、保育の質が下がるような風潮があるということでした。自分の経験からしてもこういった話を聞いたことがないので、新潟県特有のことなのか、それではなく全国的なことなのか気になりました。
さて、保育者としても一人あたりが見る子どもの数が少なければ手厚い保育・質の高い保育が可能になると思うのですが、その点についても、保育者のアンケートという形で調査されています。
こういった活動を地道に続けることが保育の質向上につながると思いますし、保育園連盟がなすべきことをなしていると思います。
(超余談ですが)翻って私がいるところの保育園連盟が行おうとしている保育研究活動は保育の質につながるとは思えないような活動です。こうやって保育者の負担を増やして、県大会や全国大会で発表することが目的になっているバカみたいなことをやっているから、保育者の生活レベルが上がらないんですよ。。。と、最後は無駄口になりましたね。
いずれにしてもこの研究はとても有益だと思います。全国的に調査してみたらとても面白いと思いました。

元コンサルティングファームでIT、ビジネス、内部統制、監査支援コンサルタントとして働き、今は保育園で園長業務を行う。
今をよりよく生きる大人がたくさんいる世界にしたいと思っています。そのために良い保育が出来る保育園を作りたいと思っています。