専門家委員会の答申を受けて政府は一斉休校の要請を一旦取り消すことにしたようですね。

政府「一斉休校」要請延長せず(TBSニュース)

専門家会議の提言から一夜。新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、政府は対策本部を開いて小中学校、高校などの一斉休校の要請について延長しない考えを示しました。

「来週から全国で小学校が春休みに入りますので、政府として要請した春休み前までの一斉休業については、延長しないということを確認しました」(萩生田光一 文科相)

20日行われた政府の新型コロナウイルスの対策本部終了後、萩生田氏はこのように述べ、政府として「春休みまで」としていた一斉休校の要請を、延長しない考えを明らかにしました。また、春休みに各学校が3学期の補充授業などを行うことについて、萩生田大臣は「尊重したい」と答えました。

新型コロナウイルスが感染する可能性が高いのは3つの「密」にあるとされています。

換気の悪い密閉空間

多数が集まる密集場所

間近で会話や発声をする密接場面

これらを避けることが新型コロナウイルスのクラスター発声のリスクを下げることとして、官邸が発表しています。

小学校の教室は窓を開けて換気をしていれば、多数が集まる場所である教室でも、間近で会話をする場面が多くてもクラスターの発声は避けられると判断したのでしょう。

その点でいえば保育所についても換気をしっかりと行っておけばクラスターの発生は防ぐことができそうです。もちろん、園の環境によっては高速道路近くのマンションの一室で保育をしているところなどもあると思いますので、なかなか難しいこともあると思いますが、少なくとも当園では今の所クラスター発生のリスクは低減できそうです。

一方で、感染していても症状が出ない人がそれなりの数いると想定できるので、感染拡大を出来る限り防ぐために手洗い等はしっかりと行いたいと思います。

さて、小学校は来月から新年度となります。保育所でも同じように来月から新年度となります。

新しい子どもたちを受け入れて、中には新しい職員も受け入れる所も多いと思います。

環境が変われば子どもたちの事故が増えてきたり、場合によっては突然死のリスクも高まります。気を緩めずに、これまで通り子どもたちの最善の利益のために何が出来るか、何をしなければいけないかを常に考えていきたいと思います。

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